2007 Tour de France(Part1)

今年も始まったTour de France。
2年前に引退したアームストロング、ドーピング問題で今年の年始にウルリッヒが引退、
さらにはバッソ、昨年の優勝者ランディスまで出ることが出来ない。
飛車角のみならず金銀抜きの将棋のようだが、今年はこんなものを貰ったので真面目
に見るつもりだ↓

ツールのオフィシャルガイド(但し、フランス語なので読めない)

今年は山岳コースの割合が若干減り、ITTの距離の合計が100kmを越える為、TTを
ある程度こなせる選手でないと優勝は難しいだろう。

総合優勝の最右翼はやはりアスタナのヴィノクロフか。現在、最もバランスの取れた
オールラウンダーと言ってもよい。またクレーデンやサヴォルデッリ、昨年のヴェルタで
活躍したカシェキンを擁するチームは強力。
ヴィノクロフの対抗馬のヴァルベルデにも期待。昨年、ヴェルタではアスタナのチーム力
の前に敗れたが、果敢な走りでレースを盛り上げた。
最近のツールでは完走がなく、若干ひ弱なイメージがあるが、それを払拭できるか？

個人的にはやはりサウニエルのデービッド・ミラーに注目。総合優勝は難しいだろうが、
TTでの走りが見たい。プロローグではあまり調子に乗れなかったようだが、2つあるITT
のどちらかを取って欲しい。

なにはともあれ今年はドーピング騒ぎとは無縁であって欲しいなぁ・・・。